2006年11月

勝つために

皆様は普段”勝ち”を意識していますか?

テニスでは、勝つか負けるかどちらかです。
負ける人がいるから、勝つわけです。

私のスクールの某コーチは、テニスは勝ちにいくな、続けるリターンをしていれば相手がそのうちミスする。
結果として勝てるというタイプのコーチです。

私は性格的に相手がミスするのを待てないタイプですので、自分で仕掛けて
勝ちにいきます。結果として仮にミスしてしまっても潔ぎよしとします。
当然ながら強打もするのでミスも増えるわけです。
ただ、闇雲に強打をしているわけではなく、時には緩い球も打ち相手を揺さぶります。
俗に云う緩急ですね。偉そうに言ってますが、大概揺さぶられます....。

一方仕事ではどうでしょうか?

”勝つ”それは競合に”勝つ”ということでしょうか?
当然ながら競合他社とは切磋琢磨し、お互いを高めていきながら
マーケットに良い製品・サービスを提供できれば、結果として社会がハッピーになっていく。
良いことです。

相手より、当然努力し良いものを提供していくという競合他社の状況を標準化した
ベンチマークをもち、それと比較して我が社が勝っているという意味での勝ちでしょうか?

資産運用の世界では、ベンチマーク(TOPIXとか日経平均)を基準に、勝った負けたを論じます。
ただ、資産運用の世界でもヘッジファンドではベンチマークを持ちません。
比較できるものがないのです。結果が全て絶対パフォーマンスなんです。

我が社も他社とは比べたくないですし、あえて比べるとしたら、今までの自社と比較して勝っているか、
個人に置きかえると、昨日までの自分よりも成長しているか?ここを基準に戦っていきたいと
思っています。

結果は、今より絶対にいいはずです。