2008年05月

ゴールデンウィーク

ゴールデンウィークが終わりました。
今年も、1/3が過ぎたことになります。早いです。

ゴールデンウィークは北方謙三氏の水滸伝シリーズ「楊令伝」5巻までを読破しました。
ご存知「水滸伝」の続編ですが、「水滸伝」「楊令伝」では多くの人間が死にます。
漢(おとこと読みます。)の死生観といいますか、如何に死ぬかということが重要なテーマの物語です。
個人的にも、死ぬ時だけはかっこ良くありたいと思います。
でも、物語では主役級がさくっと脇役に殺されたりもします。
これも世を表しているのかと考えさせられます。

人は、確実に死に向かって歩いています。如何に死ぬかは如何に生きるかに繋がります。

企業も生き物であり、いつかは死ぬのだと思っています。
今は、生まれたばかりであり伸び盛りの企業であってもいつかは死にます。

如何に生きるかの「志」を掲げ、その志のもとに集まった漢たちと世界を変えていきたい思っています。

センティリオンは、仕事を通して成長(変える)したいという人の集まりです。
その仕事で何が変わるのかを、常に仲間と考え続けたいと思っています。

どのように変わるのが良いことなのか?
変わった先に何が、見えるのか?

変わらないという選択肢はないと思っています。
スピード感の違いはあるにせよ、必ず変わるものと思っています。

目指すべき世界が正直いうと、私自身も(その世界で良いのか)見えてないのかも知れません。
でも、まだ見ぬ世界だから見てみたい。
本能ですね。

組織は前に向かう推進力だけではなく、現在を維持する力も必要であり
それらの配分を考え、前に進める組織とは何なのだろうと考えさせられたゴールデンウィーク
でした。


毎日の仕事に関しては現場で起きていることは、現場で解決するしかありません。
その権限は、現場の責任者に任せます。

ただ、全体としての方向性だけは常に示していかないと
人は、不安になります。

その方向性だけは見失わないように、進んでいきたいと思います。