2008年10月

自転車通勤から見えた風景

最近自転車通勤(毎日ではないです。)をはじめました。
中学生の頃は、伊豆半島一周とかしたり、結構自転車少年でした。
通勤ですが何十年ぶりの、快適さを味わっています。

日本は自転車専用道がないので、車道を車と一緒に
ママチャリ+α(6段変速)のブリジストン エアハブで軽快に
疾走しています。エアハブは空気を自動的に充填するすぐれものです。
04_airhub[1].jpg

私は、埼玉県の越谷市に住んでおりまして旧4号国道に並行
している県道を千住まで走り、荒川のサイクリングロードを堀切まで
快調に飛ばし、隅田川沿いのサイクリングロード(歩道?)を通り
会社までの約20キロ強を1時間位で走っております。

SN360364.JPG
<荒川のサイクリングロード。朝6時過ぎ>

先日も自転車で帰りましたが、途中で大雨に降られ半ばやけくそで
ずぶぬれになって帰ることになりました。こんな事も楽しいのが自転車です。

そこで自転車通勤で感じたこととして、
①意外と自転車通勤をしている人がいること。
②夜間、車道をライトもつけずに逆走する人が多いこと。
③車と同じくらいのスピードで走ると、邪魔者扱いされないこと。(今のところ)
④大雨に降られて、改めて自然の強さを感じられることを発見したこと。雨が凌げる普段の通勤はありがたいと感じられたこと。
⑤飯がうまいこと。
⑥限界までペダルを漕ぎ続けると、その先の違う自分になれそうになること。

日本はヨーロッパと違い、自転車後進国です。
ヨーロッパでは、自転車に対する敬意があり、快適に乗れそうです。
文化レベルが高いのでしょうか。譲り合いというか心の余裕を感じます。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/tech/20081027/175283/
もっと自転車通勤が増えれば、日本の環境問題にもかなり貢献できそうですね。


それにしても、もっと早い自転車がほしくなります。

車道でママチャリ+αで車と同じくらいのスピード(多分40キロ弱位?)で走るのは
辛かったりします。でも、そんなときの赤信号はオアシスです。
車を運転している時の赤信号は嫌ですが、自転車で飛ばして疲れている時の赤信号はありがたかったり
見方によって全然違うことも新たな発見です。

少なくとも、自転車通勤を通して色々な事に感謝できました。

で、早いですが来年の個人目標宣言します。
「来年はハワイのセンチュリーライド(100マイル)に参加します。」
使用自転車は勿論ママチャリ+αではないと思います.....。


人は忘れる

テニスのダブルスでも会社経営でも、自分のおもいが大事なところで伝わらないということに
もどかしさを感じたりします。

自分としては、以前話したことだから伝わっているのではと錯覚しているわけです。

エビングハウスの忘却曲線って知ってますか?

人は、人の話したことをどれくらいで忘れてしまうのかを
定量化した人がドイツの心理学者ヘルマン・エビングハウスさんです。

ちなみに、1時間前に話したことは56%の人が
忘れてしまうらいしいです。

それが1日後であると、74%になり1か月たつと79%になります。

まぁ、ほとんどの人が一生懸命に話しても忘れちゃうんですね。
人間の構造がそうなっているから仕方ないわけです。

だから、大事な話は毎日毎日繰り返し、話していかないと
伝わらないということになります。

偉大な経営者である松下幸之助さんは、燃えるおもいを繰り返し繰り返し、なぜ訴えるのかを
含めて真意を伝えたようです。

「100%のおもいを部下に伝えるとするならば、1000%のおもいを込めないといかん」

1000%って単純にすごいですね。

このおもい(こだわり)を繰り返し、繰り返し話していくときっとパナソニックになれる。
それは一朝一夕ではないと思いますが、自分自身が変わらなければ、周りも変わりません。

まずは、自分から変えていきます。

センティリオンを熱く熱く、繰り返し変えていきたいと思います。
(やりすぎて、同じ事を言ってぼけてきたと思われても言い続けます。)

クールな集団は私の目指すところではないので。
熱く、不器用でぼけながらも、最後は成し遂げる。

そんな愚直なチームであったらうれしいと思います。