趣味

ゴールデンウィーク

ゴールデンウィークが終わりました。
今年も、1/3が過ぎたことになります。早いです。

ゴールデンウィークは北方謙三氏の水滸伝シリーズ「楊令伝」5巻までを読破しました。
ご存知「水滸伝」の続編ですが、「水滸伝」「楊令伝」では多くの人間が死にます。
漢(おとこと読みます。)の死生観といいますか、如何に死ぬかということが重要なテーマの物語です。
個人的にも、死ぬ時だけはかっこ良くありたいと思います。
でも、物語では主役級がさくっと脇役に殺されたりもします。
これも世を表しているのかと考えさせられます。

人は、確実に死に向かって歩いています。如何に死ぬかは如何に生きるかに繋がります。

企業も生き物であり、いつかは死ぬのだと思っています。
今は、生まれたばかりであり伸び盛りの企業であってもいつかは死にます。

如何に生きるかの「志」を掲げ、その志のもとに集まった漢たちと世界を変えていきたい思っています。

センティリオンは、仕事を通して成長(変える)したいという人の集まりです。
その仕事で何が変わるのかを、常に仲間と考え続けたいと思っています。

どのように変わるのが良いことなのか?
変わった先に何が、見えるのか?

変わらないという選択肢はないと思っています。
スピード感の違いはあるにせよ、必ず変わるものと思っています。

目指すべき世界が正直いうと、私自身も(その世界で良いのか)見えてないのかも知れません。
でも、まだ見ぬ世界だから見てみたい。
本能ですね。

組織は前に向かう推進力だけではなく、現在を維持する力も必要であり
それらの配分を考え、前に進める組織とは何なのだろうと考えさせられたゴールデンウィーク
でした。


毎日の仕事に関しては現場で起きていることは、現場で解決するしかありません。
その権限は、現場の責任者に任せます。

ただ、全体としての方向性だけは常に示していかないと
人は、不安になります。

その方向性だけは見失わないように、進んでいきたいと思います。


テニスの奥

皆さん、趣味はお持ちですが?
私も、妻に趣味はあった方がよいと2年前に言われ、テニスを始めた次第です。
それまでは、仕事が趣味!?と豪語しておりましたが、今では、家族で一番はまっているかも
しれません。
ということで我が家では、家族の趣味がテニスですので、家族全員(娘も含めて4人)が
テニススクールに通い、日夜研鑽しております。
先日息子(8歳)(週3回スクールに通う我が家では本格派)のジュニアの大会での見学の感想を。

10歳以下のカテゴリーだったんですが、息子は”テニスの王子様”で言うところの氷帝学園の
樺地崇弘君ばり(見た目は違います。もっとかわいい??本人談)に相手の力量に応じたコピーテニスを展開するのです。
したがって、相手が下手だと下手なりのテニスを展開し、上手いとそれなりに相手の技を盗んだテニスを展開します。

今回の相手は、ランクも90番台のシード選手。息子は200番台(初めての試合で1回戦まけだった試合に基づいてランクされているので仕方ない。本人談)。相手は、楽勝だと思って試合に臨んでいたのでしょう。
試合前のサーブ練習で息子は3本のサーブをコーナにフラットでバシッと決め、相手は4本ともフォルト。
これで相手は、完全に硬くなってしまったようでした。試合中の時折のチャンスボールのフォアの強打も、息子に拾われ逆に打ち込まれ相手のお父さんの怒りの波動も相手側のお子さんに伝わり半分自滅していった状況でした。結果は6-2で勝利。

ただ、息子は試合前に雨の中ランニング、翌日太ももが筋肉痛になるくらいにダッシュを繰り返して、
体にキレが出るように準備していました。

相手はたぶん余裕だったのでしょう。

この準備の差と相手の力量に合わせる息子の技が炸裂した試合でありました。

そのあとの試合も勝利し、息子は初めてベスト8になり喜んでおりました。ただし、喜びもつかの間で
準々決勝の相手は流石に格が違い0-6で敗れたのでした。

今回の試合の教訓は準備をきちんとすることと、気持ちの面で負けないこと。
10歳以下ですと、試合前の気持ちの持ち方で勝敗の90%は決まっている様な気がします。
勝てると思えば勝てますし、相手が強そうだと思えば負けています。

ビジネスでも人生でも同じですが、やれると思えば絶対に出来るようにテニスでも”勝てる!”
と如何に思えるか、思えるまで準備できるかが大切だなと息子の試合から学ばせていただきました。

私も息子に負けないよう、ビジネスという試合の場で全力で戦っていけるよう日々鍛練だなと再確認いたしました。

わが息子よ、また色々教えてね。