JAKARTAの風景

先日、人事部から頼まれてブログを更新した。
それは、センティリオンの検索キーワードの結果上位がネガティブな
印象を持たれるものがあるからとのことであった。だから、火消しをせよと。

ジャカルタから香港への機内である。
朝から機内でシェンペンほろ酔い気分で書いている。
文章が乱れているのは機内の気圧とアルコール。
初めから言い訳です。

<JAKARTAの祭日の風景>

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冒頭のネタをジャカルタの地で検証してみた。

日本食レストランはジャカルタではポピュラーである。
その日本食の評価が高いレストランに行ってみた。

その店はコメントとして、「何を食べてもおいしく号泣ものである!」
とのことであった。

レストランに入り、号泣ものと言われる蕎麦、カツどんや焼き鳥を注文した。

待つこと20分。出てきたものは?

すごいぞ、これは!

本当に号泣ものである!

号泣するほど美味しいとは言えないものであった。

焼き鳥は黒く、口にすると異様な匂いがしてくる。(危険を感じるレベル)

蕎麦はうどんの様にもっちりして、汁は醤油と水を当分に割った物。

百聞は一見にしかず、自分で試すしかない。
まぁ、当たり前である。
騙された!!自分の口に合わなかったのである。


<ファミマと吉野家のコラボ店舗。おしゃれ>

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さて、ジャカルタでネットの検証をしにいったわけではない。
新規事業を展開するための拠点づくりとヒアリングである。

現地の人と話し、目を見て、仕草を見て同じ空気を吸って、
同じものを食べて五感をフル稼働させ確かめたかったことを検証した。

人口2億人強で富裕層は1%。
金持ちは不動産投資とグローバル分散投資をして資産の保全を図る。
不動産系への投資を皮切りに、ゴルフ場、ホテル、
高級レストランを展開していくというのが共通している事であろうか。
勿論資産形成については、ガス田とか天然資源を武器にマネタイズして
コングロマリットを形成しいる大金持ちもいる。

金持ちは高級外車を複数台乗り回し、お金を使うところを求めている。
そんな人が200万人はいるのである。
インドネシアに限らず、フィリピン、ベトナム、タイやカンボジアなどの
東南アジア諸国の人は日本人の心根が通じ合える気がする。
笑顔が自然で親切である。ただ、ちょっとレイジーなところは
南国ならではチャーミングなところである。

そういう意味で、文化的、宗教的なものは異なっても人としての
根本が似ている国の人々とは共感できると感じた。

今は日本にあるBtoCマーケットがほとんど存在していない。

我々のビジネスに置き換えて考えた場合は、
金融のネットでのBtoCのマーケットは皆無に等しい。
金融リテラシーは殆どない。
1%の金持ちは海外で不動産投資。

ニッチをいきなり狙うのではなく、王道を行く。
時間はかかるかもしれないが、
一気に変わるときの変化の波には乗りたいし、波を起こすつもりである。

日本では既に実績のあるネット企業がいくつも進出している。
ただ、大手を含めた日本企業もビジネスとしては成立していない。
模索している、もしかしたら担当者は半ばあきらめているのかもしれない。

スタートラインは一緒。

我々には資本力はないが、何かを変えたいという思いは
大手に比べても決して引けを取らないと思っている。
諦めたら終わり。

ねばって、ねばって笑われまくっても、最後に笑うのは
我々であると信じている。

そんな夢のありそうな国から、日本に帰る。
すばらしい現実が待っている。

日本での新規事業、これからの基盤となる事業が
正式に始まる。

センティリオンが日本で本格的に始めるビジネスを何としても軌道に乗せる。

暑い国(熱い)から寒い国へ。
カオスから整理された国へ。
何もかも決まりができていて、整備されている国は安心だけど、
ワクワク、ドキドキ感は少ないし、何か息苦しい。自分で決められない。

それはルールだから。
ルールは自分でつくらなければ。

インドネシアを含む東南アジア諸国は文化も宗教も、
そしてリテラシーのレベルもそれぞれだけど、
人々が持つ心根は共通している。
みんな優しさに満ち溢れいる。
少しだけ、自分がドラえもんになった気がする。
のび太君がいっぱいいる。
でも、忘れてならないのはのび太君はいずれ大きく成長するということ。

体型が「ドラえもんだろ!」ってそれは関係ないだろ!!


<結婚式の花輪>

日本は葬式の花輪がズラーだけど、こっちはハートの花輪がズラー。
南半球なんで逆転の発想?


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ちなみにジャカルタのお店の名前は、個別問合せでおこたえするということで。


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