総合

夏です。

今年の夏は一際暑く感じます。気温のせいばかりではありません。

ありがたいことに、今年の夏は新規、既存も含め複数のプロジェクトが
かなりヒートアップしています。(というか炎上中プロジェクトもあったりします。)
各メンバーは夏を感じる暇もないくらいに忙しくしています。

センティリオンもそろそろ次のステージに移ろうとしているようです。
今までの、ビジネスモデルはお客様の要望をお聞きしてのソリューションビジネス
がメインでありました。
このモデルの良いところは、ローリスクなこと。逆に言うとローリターンな訳です。

これからのセンティリオンは自らがリスクを取りにいき、リターンを自分で
取りに行くミドルリスク、ミドルリターンに移行しようとしています。

その為には、今までのセンティリオンの既成の枠を超える必要があります。
例えば、事業セグメントの見直し。

今まで、日本を中心にビジネス展開していた会社が世界に向けてサービスを展開する。
一朝一夕にはいきません。
その為に、中国に拠点を構築しました。
次は、そこを足がかりにまずはアジア進出です。

英語版サービスと中国版のサービスを構築します。
販売網も構築します。

それらを担うのは、センティリオンメンバーひとりひとりであり、
センティリオンでは出来ないことをサポートしていただくパートナー企業
であります。
我々ベンチャーはお金が無いので、頼るは人。脳味噌に汗かき
体に冷や汗を流し、新しいことに挑戦していきます。
一足飛びにはいかないでしょう。一歩一歩確実に歩みます。
それでも、1ミリでも前に進めれば、必ずや夢は実現すると思います。

ひとりひとりの思いを結集させ、ひとりでは無理なことも
みんなでやれば乗り切れるように、多様な人材の思いを結集させて
新生センティリオンを作っていきます。
センティリオンは日本人の会社ではなく、地球人の会社です。
現在は2カ国の人材をベースにしていますが、来年には少なくとも3カ国の
人材になると思いますし、更に人材の多様化を図っていくつもりです。

本年は、新卒を含め優秀な経験者もメンバーとして加わってくれ
来月、再来月、来年の新卒と複数のメンバーが増える予定です。
いよいよ面白いことができそうになってきました。

このチャンスを確実なものにするため、目標を常に明確にして、
みんなと共有して確実に進んでいきたいと思います。
やりすぎて、燃え尽きないようにします。

<中国北京の炎上したビル>先週撮影。
beijin.jpg

去年の2月の旧正月に花火で80%が焼けてしまい、復旧していないようです。
燃えるのはいいけど、全部焼けたら洒落になりません。


センティリオン創立記念日

今日は、センティリオンの設立日である。
学生の頃は、創立記念日は学校が休みになったりしてうれしかったが
社会人になって、創立記念日は休みにはならなくなった。
(休みにすればいいのだが、困るお客様もいるの
ではとの遠慮から休めないでいる。というか真剣に考えてなかった。)

いつでも休めるセンティリオンとしているつもりなので、
設立日に限らず休めるから問題ないかと思いつつ、実際には
休みにくいのかなとも思い、反省している。
(センティリオン諸君へ、お客様の状況を的確に判断して、
どんどん休もう!充電しよう!)

設立の日であるので、本来であれば休んで設立した日の
思いを胸に将来の姿を考えても、良いと思う。

「働きたい人に仕事を作る」
「働く仲間を世界中に」

世界中に働く舞台を作りたいと思っていた。
それは今も変わらない。
日本でのほほんと過ごす事もできたとも思うが、
敢えて、出て行って勝負したいと思う気持ちは
変わらない。
言葉の問題は絶対にあるが、それを超えられる何かさえ
持っていれば、世界中どこでも生きていけると
信じている。

センティリオンはそれを金融とITという武器で戦えないかと
思い設立した。

設立したときはたったの2人で、今は総勢22人、7月から更に
1人仲間が増える。
来年も新卒が入り、順調に仲間は増やせている。
それも優秀な仲間達である。
仲間が増えたという単純な喜びとは裏腹に、
私には見えないプレッシャーがかかる。
気持ちは奮い立つばかりでなく、プレッシャーという見えない
恐怖に怯える自分がいる。

お陰さまで足元のビジネスが好調である。
それは、あくまでも足元であり将来を永遠に約束するものでは
勿論ない。

だから、考える。行動する。恐怖に打ち勝つために、恐怖から逃れるために
マグロの回遊のごとく寝ている間も考え泳ぎ続ける.....。

どうすれば世界に打ってでれるか。
どうすれば世界に通用するか。
日本はまだまだ捨てたものじゃないのか。
日本はもう駄目なのか。
ついでに、俺は大丈夫か.....。

設立時に、4年後の今の姿が想像できていかたというと、
もっと大きくなって世界展開をしているつもりであった。
何が足りなくてこうなっているのか。
あの時の決断は、あの時点では最良だったと思えるし、
その結果が今であるから全く後悔していない。


それに世界展開という点では、中国に拠点を作ることができた。
色々な縁や運もあって中国拠点が出来たと思う。
中国の仲間もすごく優秀であるし、本当にありがたいことである。

「念ずれば花開く」これは私の好きな言葉である。

念じているだけでは、花開かないかもしれないが
念じて、自分の胸に刻んで、さらに周囲の人間に話すことによって
行動せずにはおれなくなり、おのずと結果がでるのではないかと
思っている。

自分の仕事の進め方は、自分の考えを周囲の人に伝え
意気投合する人たちが現れれば、自然発生的に仕事になるという
事を信じて実践していくだけで、楽しく生きられるということを
証明していく事が自分の役割であると思っている。

周囲を言葉や力で押さえつけるのではなく、共感する人たちと
自然に仕事をするので基本的にストレスは少ない。
それを、目先にとらわれてお金の為に仕事をすると、後々ろくなことがない。

仕事に関してひとりひとりが、ちょっと頑張ればできるということが
大切ではないかと思っている。
ストレッチしすぎると切れてしまうし、ストレッチしなさすぎても成長しない。
程良く筋肉痛になるくらいに無理して、仕事をするというのが
本人の達成感と会社の成長という点で丁度良いと思っている。

やったことないことは誰でも躊躇する。
その躊躇も振り返れば、なんであの時躊躇したのかと
微笑ましく思える時がきっと来る。

やったことないことが世界的に見て、やっている人が少ない事ほど
儲けの源泉も大きいし、達成感も大きい。
それを探して世界を旅する。みんなも少しづつ成長して、結果として

「世界中に働く仲間を増やしていける」

<通勤途中のスカイツリーかなり成長した。>

Tree.jpg

<一年前のスカイツリー>
Tree2009.jpg

自分はスカイツリー程に成長したであろうか......。
スカイツリー恐るべし。


新入社員登場と初仕事

4月1日、新たな仲間がセンティリオンに加わりました。

彼らとは、もう何年も前から一緒に仕事をしてきた様な気がします。
でも紛れもなく新入社員です。

9時から入社式ということだったのですが、全員が9時前の朝会に
参加してくれ、彼らの鼻息が伝わってきました。

遠くは大阪から上京(大阪の人は下京?)してきた、S田君。
他の2人は出身地でいうと、香川、神奈川とバラバラですが、
彼らは都内の大学でしたので既に東京人です。

大阪人から東京人、そしてアジア人へ、目指すは世界人。
(宇宙人を目指す人もそのうちいるのかも.....?)

センティリオンに3人が加わった事は、非常に意味があります。
今年度は、アジア進出の第一歩を踏み出します。
世界への一歩目としてアジア進出はとても大切です。
自分自身もまだ見ぬ世界が広がるし、
みんなも新入社員と同じフレッシュな気持ちで、
世界でどこまで勝負出来るかワクワクします。

この3人を含め我々には、無限の可能性があります。
特に新卒一期生の彼らにとって初社会がセンティリオン。

初社会がベンチャーという零細企業です。
名だたる企業を蹴って零細企業に入社した彼らに対して、
センティリオンとしても然るべき舞台を
用意しないわけにはいかないのです。

無限の世界を有限にするも、無限にするも全ては
自分次第です。

目指すは、世界。

私は、”良き未来の到来を
軽やかに信じています。”

私には”いわれなき、確信”があります。
”やり続ければ必ず結果がでる。”

私の仕事は、”みんながやると決めたことを全力で
サポートする”それだけ。

とにかく、自分の求める結果がでるまで
やり続ける。これだけです。

今、世界への一歩を新卒を含めたセンティリオンメンバー
全員で歩める(突っ走る)事は、本当に幸せだと思います。

さぁー、行くよ。
まだ見ぬ世界へ!

<新入社員の3人>
Newg.jpg

<センティリオンJapanのメンバー>
All-1.jpg

<新入社員の初仕事・花見の場所取り>
sakura.jpg


上海浦東国際空港にて

丁度今、出張を終えて日本に帰る。
上海浦東国際空港のJAL Waiting areaで
ブログを書いている。
東京行きJal622便は到着遅れの為、今のところDelayだ。

今回の出張の目的は全部お伝えできないのが残念だけど、
中国・湖北省(内陸部)政府日本企業誘致の商談会出席を
目的のひとつとしていた。

商談会は国賓なみの?待遇でパトカー先導で前方の信号を
次々青にしてがんがん進んでいった。
中国のパワーを今更ながら感じられた。
途中、湖北省の日本企業を3社を見学させていただいた。

自動車の車台メーカー、プリント基盤製造メーカー
そして東風ホンダです。

中国に出てきているメーカーはどこも、非常に景気がよ
く生産が追い付かないようです。
車は特に、中国では需要があるようです。
特にホンダは人気。

プリント基盤もテレビ、ゲームは当たり前で
最近ではLEDライト用などど
ニーズはドンドン拡大し、工場も増床しても
追いつかないという状況。

印象に残るのは、働く社員さんがみんな若い。
平均年齢20.5才位。
技術部門は大卒だそうですが、それでも若い。
みんな、黙々と仕事をしているのが印象的でした。
年取ってるのは日本人だけ。

今の中国の勢いそのままです。
街歩いても、若い人が目立ちます。

日本企業の方(XX重工の役員とか大手コンピュータ会社
の中国法人の総裁とかXX化学の執行役など)
と食事をしながら話たのですが、このままいくと日本は完敗する。
日本はチームワークが命だけど、これもまねされる。
一人ひとりの能力は中国の方が高い。

それならノーベル賞も時間の問題?

でも答えはNo。

中国人は優秀だけどノーベル賞はとれない。

なぜかというと、金にならない基礎研究を
ずーっと続けるモチベーションはない。
だから、とれないはず。

別にノーベル賞の為に仕事してないといえばそれまでだけど。

面白い特徴として中国人は教えた事は完璧にできるようになる。
ただ、日本人が帰ると自分たちで良い意味で効率化を図り、
結果期待したものができなくなってくる。
(日本人から見ると悪いものになってる?)
ただ、これが良い方向に向かうと
自ら常に変化させ進化向上していく
という事です。
日本人は教えられたら、その流儀を延々守れるのですが
中国人はそうではない。
これは、脅威です。

センティリオンは、型にはまらず進化向上を目指していきます。
今までの当たり前は、当たり前ではないのです。
そこには日本人も中国人もない。

新たな側面感じられた中国出張でした。
ポテンシャル高いっす。

中国は。

hanamino-kai.jpg

<花見の会で歓待を受けました。>

Kisya.jpg

<地元の新聞記者に囲まれる。
日本語を話せる人が一人なので翻訳中>

asa.jpg

<上海の朝>


CentillionからOligamillionへ愛を込めて

センティリオンの内定者の一人がご褒美でノルウェーに行くことに
なったのは、昨年末の私のブログで発表した通りである。

SK君のブログが開設された。北欧での行動が赤裸々に語られており、
同期入社の新卒者を含め、我が社のメンバーに良い意味で刺激
になっている。

先日、毎日新聞のコラム千波万波で「グーグルに抜かれて」
というコラムがあった。

トヨタ自動車の時価総額が11兆円強でグーグルが日本円
で15兆円。日本が得意だと思っていた、
ものづくり産業がグーグル的知識集約産業に
勝てなくなってしまった。
更に、ものづくりに関しては、途上国にも勝てず
グーグルを創業する頭もない日本は、このままでは
終わってしまうという警鐘であった。

アジアという成長マーケットの中にいるはずの
日本はすでに先進国。成長著しい日本以外の国の人々が
何を求めているのかは、日本にいたのでは分からない。

アジアの新興国と肩を並べて競争するので
あれば、我々日本人はもっと謙虚に、世界を歩き回り
声を聞くべきある。

頭もなく、行動力もなくでは、はっきり言って死ぬのを
黙って待っているとの変わりない。
頭も無いのであれば靴底をすり減らして
世界の路地裏を歩き倒して、宝を見つけるしかない。

今、我々が世界に見せられるのは行動力と根性だけである。

SK君が北欧の国で這いつくばって、寝れない位考えて
少しでも生きていくヒントを見つけ出してくれたら
私は、この上なくうれしい。

SK君。這いつくばれ、歩き倒せ、色んな人の声を聞いてこい!